35.組織(No.2)

人が人を呼び集まると組織になる。

その組織の興亡はNO2が 如何にしっかりしているかにかかっているようだ。

NO2 つまりは補佐役、参謀、昔で言うたらご家老様。

親父の考えていることを理解し先に走り時には結果の後始末 また走り過ぎる親父に意見を云ったり 

このNO2がしっかりしていると 組織は伸びる。

NO2は まず自分の器量を知ることから始る。

自分の器量を知り 自分より親父 そして組織を考えることを第一にすれば 

その考え方は すごく説得力があり おのずと下は追いてくるもの・・・だが

NO2が自分の事に重きを置けば 必ず派閥ができる。派閥は所詮、一時の傷の舐め合いにしか過ぎない。

一時的には同情する者ばかりの集まりになるが やがて、お互いが云いたいことを云う様になり

揚げ足とり 結果の批判 陰口 などから必ず問題が発生してくる。 

組織だから それが続くという事になれば次がある そこで NO2は親父の心、考え方を読み 

もし次に 自分を指名されたら 親の考えを受け継ぎ更にその上にプラスαを積み重ねる努力を

怠ってはならない。 するとついて来る者達は納得する。 

もし、次が自分でない事を知ったら それを素直に受け止め 次のリーダーが決まれば 組織のために

一歩下がり 次を補佐する器量が必要だ・・・が 人間関係は そう甘くない。

妬み 嫉みの 餓鬼が頭をもたげてくるもの 争いが起きる・・・が結果 正道は揺るがない。 

その次点で自分が一歩下がるか 気に入らなければ 静に大人しく引退すればいい。

人の為と書いて 偽りと読む おもしろい^^

仏様の世界 神様の世界 多分 人々の幸せを願った理想の世界 人の為の教義なはずなのに

その末端は いろいろに分かれている ひどくなると お互いを批判し合い(聖戦)とか

屁理屈つけて テロや武器をもって 相手方を攻撃している。

これら愚かな行為も NO2 3 等の自分の欲望不満から起こった分裂の結果である。

悲しいかな 所詮 人間達は小さな虫 争いは その器量不足の結果である。

理想は争いの無い 人々の和なのだが・・・NO2の左右とするところは 大きい!

NO2よ 己を知れ!

それでいい それでいい