1.人生激情 はじめに
ある冊子の編集人と知り合い、寄稿してくれないか!と頼まれ一筆投じることになったとは申せ、私は筆不肖で文才もない。
恥ずかしながらペンをとった次第。 思いつくまま書いてみた。
見苦しい文筆などあろうかと思いますが、そこは皆さんの 大きな広い心でお許し願いながらお付き合いの程を 題を「人生激情」とさせていただい。それは人が居る処にそれぞれ様々な人間ドラマがあるからだ。
人は何故か歳を重ねるに従って、だんだん頑固になる人、丸くなる人に 分かれていくような気がする。(皆さんはどっち?)
妻曰く「お父さんは180度変わったね!」と誉めてくれる。昔の一本気な性格から 変化したと言うことは、
多分、私自身丸くなってきたと言うことだろう。 今、何が嬉しいかと言えば妻に喜ばれることが一番嬉しい。
そのためには思いやりのある優しい夫でありたい!
性格は変えられない と言う人もいるが、努力することによって変えられる。
タバコを止めれる人、止められない人、それとも似てる。 努力すれば止められる。 要は意識の問題だ。
「俺は人よりも金持ちだ! 俺は社長だ! 俺は人よりも学がある! 俺は一流大学出だ!」 と、
変なプライド意識が前に出てくれば、つい我ままになり「俺は正しい!」 となってしまう。
自分では正しいと思っても角度、立場を変えて見ると「あ、そうか」 「なるほど」ということがよ~くある。
そんな時には素直に訂正すればいい。 知人に「俺は男として頭は下げん!」という 奴がいる。
そうじゃない! 自分でもおかしい、間違っているかなと思ったら素直に謝る勇気を出せるのが 本当の男である。
(母ちゃんゴメン!) 他人の意見を聞こうとせず、自分だけが正しいと思っている人がいる。
その上他人に厳しく自分に優しい(甘い)ときているから始末に負えない。
逆に自分に厳しく他人に優しい人がいる尊敬する! 自分でもそのようにありたいと、努力するのだが中々真似できない。
人はそれぞれに生まれた時、所、育った条件、環境によって考え方、 生き方も少しづつ違う。
時には、自分中心の考え方から相手の立場にたって考えてやるゆとりと
器量も必要ではないかと・・カッコいいこと言いながら自分では日々反省の繰り返しだ。
やはり人間「あいつは」と言われるより「あの人は」と言われたほうがいい。
それがいい! それがいい!